どうも、Soranekoです。
今回ご紹介していくゲームは、Steam版「Undertale」です。
「Undertale」は、他のゲームにはない独自の魅力を持つ、RPGの枠を超えた作品です。
トビー・フォックスが一人で手掛けたこのインディーゲームは、2015年のリリース以来、世界中のプレイヤーに愛され、特に感情豊かなストーリーと斬新なゲームシステムで高く評価されています。
戦うか、許すか。
あなたの選択が物語の展開に大きく影響し、ユニークなエンディングが待っています。
それでは、今回はそんな「Undertale」の魅力を皆様にお伝えしていきますので、よろしくお願い致します。
是非最後まで読んでくださると嬉しいです。
Undertale
ゲーム概要
開発
- トビー・フォックス(Toby Fox)
トビー・フォックス(Toby Fox)はこのゲームの企画、デザイン、プログラム、さらには音楽制作まですべてをほぼ一人で手掛けたことでも有名です。
このように開発のほとんどを一人で行ったゲームが、世界中で人気を集めたという点で、Undertaleはインディーゲーム界の象徴的な存在になっています。
トビー・フォックスはもともとEarthBound(MOTHER2)シリーズの大ファンであり、そこから大きな影響を受けていることを公言しています。
Undertaleの温かみのあるストーリーや、ユーモアと感動が同居する雰囲気には、この影響が強く現れているといえます。
また、トビー・フォックスは音楽制作の才能もあり、Undertaleのサウンドトラックも彼自身が作曲しています。
特に「Megalovania」や「Hopes and Dreams」などの楽曲はファンの間で非常に人気があり、ゲームの印象をさらに深める重要な要素となっています。
リリース
- 2015年9月15日
プラットフォーム
- PC(Steam)
ジャンル
- RPG
ゲームの特徴
Undertale(アンダーテール)は、アメリカのインディー開発者トビー・フォックス(Toby Fox)によって2015年にリリースされたRPGで、ユニークなストーリーとゲームプレイが大きな魅力です。
プレイヤーは、人間が立ち入らない地下のモンスター世界に落ちてしまった子供を操作し、地上に戻るための冒険に挑みます。
Undertaleの戦闘は、通常のRPGのように単純に敵を倒すだけではなく、敵と話し合ったり、説得して和解したりする選択肢も提供しています。
敵を倒さずに物事を解決する「平和的なルート」や、全ての敵を倒す「ジェノサイドルート」など、プレイヤーの行動次第でストーリーの展開が変わる「マルチエンディング」が用意されています。
この「戦わずに進めるRPG」というコンセプトは、特に平和的な選択肢を好むプレイヤーにとって新鮮でユニークです。
物語の中で登場するキャラクターたちは個性豊かで、プレイヤーの行動に応じて反応が変わります。
たとえば、陽気で優しい「パピルス」、冷静でかっこいい「サンズ」、心優しい「トリエル」、力強い「アンダイン」など、多くのプレイヤーに愛されるキャラクターが登場します。
彼らと出会うことで進むストーリーは、シリアスな場面とコミカルな要素が巧妙に組み合わさり、独特な「感動と笑い」が共存する世界観を築いています。
Undertaleのピクセルアートスタイルは、一見シンプルですが、表情豊かなキャラクターや美しい背景により、心に残るビジュアル体験を提供します。
また、トビー・フォックス自身が手掛けたBGMも特徴的で、「Megalovania」などの楽曲はゲームファンの間で広く愛されています。
これらの音楽はシーンごとに雰囲気を引き立て、プレイヤーに深い感動を与える要素となっています。
プレイヤーがどのような選択をするかによって、登場キャラクターの運命やゲームの結末が大きく変わります。
プレイヤーの行動は記憶され、次のプレイにも影響を及ぼすため、何度もプレイして異なる結末を探る楽しさがあります。
この「プレイヤーの選択がゲームに影響を与える」システムは、ゲーム内の世界が生きているかのような没入感をもたらします。
Undertaleはそのユニークな内容から、インディーゲームながらも世界中で高い評価を受け、数々のアワードを受賞しました。
また、プレイヤーが自らゲームに影響を与えるスタイルや愛されるキャラクターたちからインスパイアされたファンアートやコミュニティも盛んです。
Undertaleのストーリーについて
Undertaleのストーリーは、独特の設定とプレイヤーの選択に基づいた深みのある展開が魅力です。
物語は、地上に住む「人間」と、地底世界に追放された「モンスター」たちの関係を中心に進みます。
ストーリーの概要
物語の舞台は、かつて人間とモンスターが争い、モンスターたちが地下に封じられた世界です。
プレイヤーは、人間の子供「フリスク」を操作し、地底世界に偶然落ちてしまうことから冒険が始まります。
地底のモンスターたちは長い間、地上へ戻ることを夢見ており、プレイヤーは地上に戻る手段を探しながらも、モンスターたちと出会い、様々な選択をしていくことになります。
戦闘と選択のシステム
Undertaleの特徴のひとつが、「敵を倒さなくてもよい」選択肢です。
戦闘中にモンスターと戦うだけでなく、会話したり、優しく接したりすることで敵意を鎮め、戦闘を回避することが可能です。
モンスターごとに異なる性格やバックストーリーがあり、敵対せずに和解する道も選べるため、プレイヤーの行動が物語の結末に直接影響を及ぼします。
マルチエンディングの展開
Undertaleには、プレイヤーの選択によって複数のエンディングが用意されています。
- パシフィストルート(平和ルート)
全てのモンスターと和解し、誰も傷つけないルート。
登場キャラクターたちと深い関係を築き、真のハッピーエンドが見られるといわれています。
- ジェノサイドルート(虐殺ルート)
地底世界のすべてのモンスターを倒すルート。
このルートでは登場キャラクターの反応やストーリー展開が劇的に変わり、重いテーマが浮き彫りにされます。
最もシリアスで悲劇的な結末に至るため、挑むには覚悟が必要とされています。
- ニュートラルルート
プレイヤーが敵を倒したり和解したり、選択が中立的な行動であった場合のルートです。
和解したモンスターと倒したモンスターの組み合わせにより、多様なエンディングが見られます。
キャラクターとの関係性
地底で出会うモンスターたちは、個性豊かで親しみやすいキャラクターばかりです。
例えば、愛情深く親代わりのような存在であるトリエルや、陽気でちょっと抜けたところがあるパピルス、冷静で謎めいたサンズなど、それぞれのキャラクターが物語を彩っています。
プレイヤーはこれらのキャラクターと対話しながら、友情や信頼、時には葛藤を感じつつ冒険を進めていきます。
ストーリーのテーマ
Undertaleの物語には「選択の重み」や「共感と理解の重要性」が根底に流れており、モンスターたちとの出会いや対話を通じて、プレイヤーは自らの行動が相手に与える影響を考えさせられます。
戦うだけのゲームではなく、「相手の立場に立つ」「解決策を考える」という体験が、プレイヤーに感情的な響きを与える重要なテーマとなっています。
戦闘システムの独創性について
Undertaleの戦闘システムは、RPGとして非常にユニークで、一般的な「敵を倒す」という戦闘の概念に囚われない斬新な要素が満載です。
この戦闘システムは、「敵と戦うか、それとも許すか」という選択が常にプレイヤーに問われる設計になっており、物語の進行やエンディングに直接影響を与えます。
戦闘システムの特徴
Undertaleの戦闘シーンは、2つのモードで展開されます。
- アクション選択モード
通常のRPG同様、プレイヤーは「たたかう」「アイテム」「行動(ACT)」「逃げる」などのコマンドを選択できます。
ここで特筆すべきは、「行動(ACT)」コマンドです。
このコマンドを使うと、モンスターごとに異なる行動が選べ、相手の特性に応じた対応を取ることができます。
例えば、あるモンスターには褒めたり、あるいは励ましたりすることで敵意を解くことが可能です。
プレイヤーは敵を倒さずに対話や行動を通じて、戦闘を避けることもできます。
- バレット・ヘル(弾幕シューティング)モード
敵の攻撃を避ける「弾幕シューティング」要素があり、プレイヤーはハート型のアイコンを動かして敵の弾幕攻撃を避けることになります。
敵ごとに異なる攻撃パターンが用意されており、パズルやリズムゲームのように戦うことが求められるため、戦闘が単調にならず、スリルある展開を楽しむことができます。
敵を「許す」選択肢
Undertaleの戦闘システム最大の魅力は、「敵を倒さずに和解する」ことができる点です。
プレイヤーが敵に対して適切な行動を取って、敵がプレイヤーに対して敵意を示さなくなると、「許す(Spare)」選択肢が表示され、和解して戦闘を終えることができます。
このように、敵を倒さない平和的な解決を選べるのは、従来のRPGには見られない独自の要素です。
戦闘の選択が物語に与える影響
Undertaleでは、プレイヤーが敵を倒すかどうかによってストーリーが大きく変わります。
倒さずに進む「パシフィストルート」、あるいはすべてを倒す「ジェノサイドルート」、その中間の「ニュートラルルート」があり、それぞれ異なるエンディングが用意されています。
戦闘での選択はただのコマンドではなく、プレイヤーがどのような冒険者であるかを示し、キャラクターたちとの関係性や世界の結末に深く関わる要素となっています。
戦闘での「共感」の重要性
このシステムは、ただ敵を倒すことだけが解決策ではないと教えてくれます。
モンスターたちの性格や悩みに応じて対話し、行動を選ぶことで相手を理解する「共感」が強調されており、プレイヤーが物語に深く感情移入できる作りになっています。
シンプルで心に響くグラフィックと音楽について
Undertaleのグラフィックと音楽は、シンプルでありながら心に響く要素として多くのプレイヤーに愛されています。
独特なピクセルアートのスタイルと、トビー・フォックスが手掛けた素晴らしい音楽は、このゲームの世界観をより一層際立たせ、プレイヤーの心に深い印象を残しています。
シンプルで温かみのあるグラフィック
Undertaleのグラフィックは、レトロなピクセルアートスタイルで描かれています。
シンプルながらも細かく作り込まれたキャラクターデザインと背景は、視覚的に見やすく、誰もがすぐに馴染みやすいデザインです。
また、キャラクターの表情や動作が絶妙に表現されているため、ドット絵ながら感情が伝わりやすく、温かみのあるビジュアルが特徴です。
特に、プレイヤーが遭遇するモンスターたちは、キャラクターごとに強烈な個性が描かれており、シンプルでありながらもユニークなデザインが印象に残ります。
このグラフィックスタイルは、MOTHERシリーズやレトロRPGファンにもどこか懐かしく、馴染みやすいと感じられる要素になっています。
心に残るサウンドトラック
UndertaleのBGMは、トビー・フォックス自身が作曲したもので、ゲームのシーンやキャラクターに合わせたテーマ曲が豊富に揃っています。
各楽曲はシーンやキャラクターの個性を引き立て、ゲーム体験をより感動的でドラマティックなものにしています。
- 「Megalovania」
アクションと緊張感が交差する、非常にテンポの速い曲で、ある特定のボス戦で使用されます。
プレイヤーの心を激しく揺さぶるこの曲は、ゲームの象徴的な楽曲となり、多くのファンに愛されています。
- 「Hopes and Dreams」
クライマックスで流れる曲で、プレイヤーの希望と夢を反映するような熱いメロディが特徴です。
緊張感と同時にどこか救いを感じさせ、感動を呼び起こす一曲です。
- 「Undertale」
タイトル曲であり、ゲーム全体のテーマを象徴する静かでメランコリックなメロディが流れます。
この曲は冒険の始まりを思い起こさせ、ゲームの暖かい雰囲気を引き立てます。
音楽はゲームの進行や感情の変化に応じて使用されるため、プレイヤーは音楽を通じてさらに物語に引き込まれていきます。
シーンごとのBGMは場面ごとの雰囲気にぴったりマッチし、楽しい場面ではポップで明るく、シリアスな場面では重厚で感動的な音楽が流れます。
音楽とグラフィックの相乗効果
シンプルなグラフィックと深みのある音楽の組み合わせは、Undertaleの物語をより一層引き立て、プレイヤーの感情を揺さぶる重要な要素となっています。
各シーンで視覚と聴覚が絶妙にシンクロすることで、キャラクターたちの思いがプレイヤーに直接伝わるような臨場感が生まれ、印象深い体験へとつながっています。
まとめ
今回はsteam版「Undertale」の魅力を簡単にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
Undertaleは、そのシンプルな見た目からは想像できないほど深く感動的なストーリー、個性的なキャラクター、そしてプレイヤーの選択が影響するユニークなゲームシステムを持つ作品です。
戦わずに進めるRPGという斬新な要素や、レトロなピクセルアートと心に響くサウンドトラックが織りなす世界観は、多くのプレイヤーにとって特別な思い出となっています。
もし、まだUndertaleを体験したことがないなら、一度その世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
地底で出会うモンスターたちとの出会いや選択が、きっとあなたの心に響く瞬間を生み出してくれるはずです。
Undertaleのユニークな魅力に触れ、あなたもこの特別な冒険の一員になってみましょう。
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それでは、今回はここで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
では、また次回の更新でもお会い致しましょう。