どうも、Soranekoです。
今回ご紹介していくゲームは、Steam版「Kenshi」です。
「Kenshi」は、一度プレイすると忘れられない独特の世界観と自由度の高さで、多くのゲーマーに愛されているオープンワールドサバイバルRPGです。
このゲームの舞台は、荒廃したポストアポカリプスのような広大な砂漠の世界で、プレイヤーは自分だけの物語を紡ぎながら生き抜くことが求められます。
自分自身のキャラクターを作り上げ、スカベンジャーとしてのサバイバル生活から、傭兵や商人、さらには町のリーダーとしてコミュニティを築くことも可能です。
その自由度と挑戦的なゲームデザインが、「Kenshi」を唯一無二の存在にしています。
それでは、今回はそんな「Kenshi」の魅力を皆様にお伝えしていきますので、よろしくお願い致します。
是非最後まで読んでくださると嬉しいです。
Kenshi
ゲーム概要
開発
- Lo-Fi Games
「Lo-Fi Games」はイギリスを拠点とするインディーゲーム開発スタジオです。
スタジオの創設者であるクリス・ハント(Chris Hunt)は、ほぼ一人で開発をスタートさせ、実に12年以上もの歳月をかけてこのゲームを完成させました。
Kenshiの開発は非常に長期にわたり、資金面や技術面での困難も多かったものの、ハントはその間もゲームの理想と方向性を変えることなく、最終的には小さなチームをまとめて作品を仕上げています。
Lo-Fi Gamesは、ほぼすべての開発工程を少人数で担当しました。
クリス・ハント自身がKenshiのデザイン、プログラミング、そしてシナリオの構築に深く関わり、スタジオのチームも同様に、ゲームのビジョンを実現するために多くの役割を兼任していました。
Lo-Fi Gamesは商業的な大手スタジオとは異なり、少人数での開発の利点を活かし、独自のビジョンと自由な発想を前面に押し出したゲーム作りを行いました。
特に、プレイヤーの自由度やサンドボックスの要素にこだわり、Kenshiは一般的なRPGにはないユニークなゲーム体験を提供することに成功しています。
リリース
- 2018年12月7日
プラットフォーム
- PC(Steam)
ジャンル
- オープンワールドサンドボックスRPG
ゲームの特徴
Kenshiは、Lo-Fi Gamesが開発したオープンワールドのサンドボックスRPGで、非常にユニークなゲームプレイと奥深い自由度が特徴です。
プレイヤーは広大で荒廃した砂漠のような世界に放り出され、特定の目的や固定された主人公は存在しません。
生き延びるためのサバイバル、拠点の建設、傭兵としての活動、探索、武器製造など、プレイヤーの選択によって無数の展開が可能です。
Kenshiの最大の魅力は、プレイヤーが自分の物語を完全に自由に作り出せる点です。
善人、悪人、商人、盗賊、あるいは勢力のリーダーとしての人生を選択することが可能で、ゲームの進行はすべてプレイヤーの選択次第です。
Kenshiの世界は非常に危険で、敵はもちろん、空腹やケガもプレイヤーの生存に影響を与えます。
キャラクターが負傷すると行動に制限がかかり、場合によっては片足を失ったり、仲間が捕まって奴隷にされたりすることもあります。
これにより、現実感のある緊張感と戦略性が生まれます。
戦闘はシンプルですがリアルなダメージシステムが採用されており、部位ごとにダメージが反映されます。
傷ついたキャラクターは回復が必要で、戦闘においてもチームワークが重要になります。
また、仲間のキャラクターを育成して特化させることができるため、様々な役割を持つチームを作成する楽しさがあります。
自分の拠点を作り、資源を管理し、軍備を整えることができます。
最初は小さな拠点でも、発展させることでより大規模な集落や要塞へと成長させることが可能です。
拠点を守るためには防御施設の建設や防衛戦略が重要であり、他の勢力からの攻撃も含め、ダイナミックな戦略が求められます。
外見のカスタマイズだけでなく、キャラクターのスキルやステータスも自由に成長させられるため、プレイヤーのプレイスタイルに合わせたキャラクター育成が可能です。
Kenshiの舞台となるのは、ポストアポカリプス的な荒涼とした世界で、多くの勢力が勢力争いを繰り広げています。
サムライのような勢力、スケルトンと呼ばれる機械的な種族、奴隷を扱う集団など、多様な勢力が存在し、プレイヤーの選択次第でこれらの勢力と関わりを持つことができます。
プレイヤーの行動が勢力の関係に影響を与え、友好関係を築いたり敵対することが可能です。
グラフィックは荒削りですが、この無骨なビジュアルがKenshiの独特な雰囲気にマッチしています。
サウンドもミニマルなアプローチで、プレイヤーが孤独な世界でサバイバルする感覚を高めています。
Kenshiのストーリーについて
Kenshiは、他のRPGのように決まったストーリーラインや主人公が存在しないのが特徴です。
このゲームは、プレイヤーに完全な自由を与え、自分自身の物語を作り出すサンドボックス型のRPGとして設計されています。
プレイヤーは荒廃した広大な砂漠や瓦礫の世界に放り出され、何をするか、どのように生きるかはすべてプレイヤーの選択次第です。
ゲームの舞台と背景
Kenshiの世界は、文明が崩壊し、無法地帯と化した荒涼としたポストアポカリプスの環境です。
具体的な設定は明示されていませんが、プレイヤーが訪れる都市や集落、そこに生きる住人たちから、文明がかつて栄えたが何らかの理由で崩壊したことがわかります。
この世界には、各地で独自の勢力が領土を支配しており、プレイヤーはその勢力と関わることで物語の断片に触れることができます。
プレイヤーが紡ぐストーリー
プレイヤーは無一文の放浪者としてゲームをスタートしますが、その後の展開は完全に自由です。
- 生存者としての生活
飢えと戦い、物資を探し、日々の生存を最優先にして生き延びることが目標になります。盗賊から身を守ったり、資源を求めて荒地を探索する生活がメインになります。
- 傭兵や賞金稼ぎ
強さを磨き、スキルを上げることで、他のキャラクターや勢力に雇われる傭兵や、賞金首を追うハンターとして生活することもできます。
- 勢力や組織の一員として
様々な勢力が存在し、プレイヤーはどの勢力と同盟を結ぶか、あるいは敵対するかを選択できます。
例えば、スケルトンと呼ばれる機械的な種族や奴隷制を実践する集団など、プレイヤーの行動によって勢力との関係性が変化します。
- 拠点を築き繁栄を目指す
自身の拠点を作り、仲間を増やし、資源を管理しながら集落を発展させることも可能です。
敵勢力や野生動物の襲撃を防ぎながら拠点を成長させることで、自分の領土を広げ、独自のコミュニティを築くことができます。
断片的な物語の収集
Kenshiには、断片的な歴史やキャラクターの背景があちこちに散りばめられています。
建物や土地、NPCとの会話を通じて、プレイヤーはこの世界の過去や隠されたストーリーを少しずつ知ることができます。
この断片的な情報が、プレイヤーが自身の物語を組み立てる手がかりとなり、世界観への没入感を深めてくれます。
完全自由のサンドボックス体験について
Kenshiの「完全自由のサンドボックス体験」は、プレイヤーが自分の思うままに行動し、独自の物語を築くことができる点が魅力です。
一般的なRPGのように決まったストーリーラインやクエスト、明確なゴールが存在せず、すべてがプレイヤーの選択に委ねられています。
このため、プレイヤーは多様なプレイスタイルを試すことが可能で、プレイするたびに異なる体験を味わえるのです。
生存と冒険の自由
Kenshiの世界は、荒廃した広大なポストアポカリプスの砂漠です。
最初は無一文で弱い状態からスタートしますが、行動の選択肢は無限にあります。
- 自給自足の生存者として生きる
資源を集めて装備を整えたり、狩りや採掘で生計を立てたりすることができます。
- スカベンジャーや盗賊になる
生きるために他人の物を奪う道を選ぶことも可能です。
敵対勢力や旅人を襲撃し、装備や食料を入手するなど、無法者として生きることができます。
拠点を築く自由
Kenshiでは、プレイヤーが自分の拠点を築き、管理することができます。
拠点作りは簡単ではなく、資材の収集、仲間の育成、防衛準備など、多岐にわたる要素が必要です。
- 農業や生産拠点
食料や資源を生産し、仲間と一緒に生活基盤を築くことができます。
拠点を拡大し、村や要塞のように発展させることも可能です。
- 防衛戦略の計画
敵勢力や盗賊が拠点を襲撃してくるため、防衛設備や仲間の訓練が重要です。
拠点が成長するにつれ、敵も強くなるため、戦略的に防御力を強化する必要があります。
仲間と勢力を築く自由
Kenshiでは、プレイヤーは自分一人だけでなく、仲間を雇用し、チームを形成することができます。
仲間にはそれぞれ得意なスキルがあり、プレイヤーの役割に応じて戦士や商人、クラフターなど、さまざまな役割に特化させられます。
- 勢力を築く
自分だけの小さな勢力を作り上げ、支配することができます。
他の勢力と同盟を結んだり、敵対したりすることが可能で、選んだ道に応じて世界の反応も変わります。
- カスタマイズ可能なチーム
仲間は戦闘に特化させたり、農業や医療の専門家として育成したりと、自由にカスタマイズが可能です。
チームの編成と管理が重要で、プレイヤーの判断力が問われます。
個性豊かなNPCとの自由な関係構築
Kenshiの世界には多くのNPCが住んでおり、プレイヤーは彼らと関わることができます。
彼らはそれぞれ異なる勢力や立場を持っており、交渉や取引、敵対行動など、さまざまな関係性を築くことができます。
- 敵対や同盟の自由
特定の勢力と敵対することも、同盟を組んで支援を得ることもプレイヤー次第です。
たとえば、奴隷制度を実施する集団に対抗し、解放者として行動することもできます。
- 自分の選択が世界に影響を与える
プレイヤーの行動が勢力間の関係性に影響を与えるため、敵対勢力からの報復や、新たな同盟の形成など、ダイナミックな変化を体験できます。
リアルな成長システムとスキルの自由な成長
Kenshiの成長システムは、行動によってスキルが自然に上がるリアルなシステムです。
例えば、戦闘で戦い続ければ戦闘スキルが向上し、採掘を続ければ採掘スキルが成長します。
これにより、プレイヤーは自分のプレイスタイルに合ったキャラクターを育成することができます。
過酷な生存環境について
Kenshiの過酷な生存環境は、プレイヤーに絶え間ないサバイバルの緊張感をもたらし、リアルなサバイバル体験を提供しています。
このゲームはプレイヤーに「死が常に隣にある」という感覚を抱かせ、油断するとすぐに命が危機にさらされる、シビアでストイックな世界を描いています。
空腹と栄養管理
Kenshiでは空腹が深刻な問題であり、食料がなければキャラクターは徐々に衰弱していき、最悪の場合死に至ります。
食料の確保は簡単ではなく、サバイバルにおいて最も基本的でありながら厳しい課題です。
プレイヤーは野生の動物を狩ったり、拠点で農業を行って食料を自給したり、他のキャラクターから購入するなどして、仲間全員に食事を提供する必要があります。
ダメージと負傷の影響
Kenshiの戦闘システムは、リアルな部位ダメージシステムを採用しています。
戦闘で負傷すると、腕や足が負傷し、移動や戦闘が制限されることがあります。
特に足を負傷すると、歩行速度が極端に低下し、敵から逃げることも難しくなります。
また、深刻な怪我は切断に至る場合もあり、片足や片腕を失ったキャラクターは義肢を装着することで再び活動が可能になりますが、義肢を手に入れるのは容易ではありません。
このように、負傷によって戦術やプレイスタイルが変わるため、戦闘には常にリスクと計画が必要です。
敵対的な勢力と危険な野生生物
Kenshiの世界には、様々な敵対的な勢力や凶暴な野生生物が存在します。
- 盗賊や奴隷商人
プレイヤーや仲間が襲撃され、物資を奪われたり、奴隷として捕まったりすることがあります。
奴隷として捕まると、脱出するための方法を考えなければなりません。
- 野生生物
荒地には危険な生物が徘徊しており、特に遠征中にこれらの生物に襲われると危機的状況に陥ることが多いです。
これらの敵との遭遇は、常に命がけの戦いを意味します。
拠点防衛と資源の管理
拠点を持っている場合、敵勢力が攻め込んでくることがあり、仲間と共に拠点を防衛しなければなりません。
資源を管理し、防衛設備を整えることは必須で、拠点が発展するにつれて、より強力な敵が攻撃を仕掛けてくることもあります。
このため、常に資源を管理しながら防衛力を強化し、敵の襲撃に備える必要があります。
病気や気候の脅威はないが、シビアな環境要素が生き残りに影響
Kenshiでは、一般的なサバイバルゲームのように「気候」や「病気」の要素は存在しませんが、他の環境要素がシビアに作用します。
砂漠地帯では資源が乏しく、水源の確保も容易ではありません。
過酷な環境で生き残るためには、探索を繰り返して資源を見つけ、貴重な物資を蓄えることが必須です。
リアルタイムでの応急処置と医療システム
キャラクターが負傷した場合、応急処置が重要です。
仲間に医療キットを持たせておくことで、戦闘後に傷を手当てすることができ、医療スキルが高い仲間ほど、迅速かつ効率的に治療を行えます。
また、拠点を持っている場合は治療ベッドで休ませることが可能で、これにより回復が早まります。
医療スキルを磨くことも生存の鍵となります。
まとめ
今回はsteam版「Kenshi」の魅力を簡単にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
Kenshiの魅力は、プレイヤーが自分で選び、自分で生き抜き、自分だけの物語を作り上げられる「完全な自由」にあります。
過酷でシビアな世界に放り込まれ、飢えや敵との戦いを切り抜けながら、仲間と共に自分だけの拠点を築く……その過程で経験する生存の緊張感と達成感は、他のゲームでは味わえない特別なものです。
どんなキャラクターで生きるのか、どの勢力と関わるのか、どこに拠点を作るのか、すべてがプレイヤー次第。
この無限の選択肢がKenshiの最大の魅力です。
厳しい環境でサバイバルしたい、自由なプレイスタイルで物語を創りたいという方にとって、このゲームはまさに理想的なサンドボックスRPGです。
広大な荒野があなたを待っています。
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それでは、今回はここで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
では、また次回の更新でもお会い致しましょう。