Steam ゲーム紹介記事

未知の惑星で生き延びろ。資源管理の究極サバイバルゲーム「Oxygen Not Included」というsteam版ゲームについて紹介。

どうも、Soranekoです。

今回ご紹介していくゲームは、Steam版「Oxygen Not Included」です。

Oxygen Not Includedは、Klei Entertainmentが手掛けるサバイバルシミュレーションゲームで、プレイヤーは地下の小さなコロニーを管理しながら、住民(デュプラント)たちを生き延びさせるためにあらゆる資源を駆使していきます。

プレイヤーは、酸素、水、食料といった生存に不可欠な資源を管理しつつ、地下洞窟を掘り進め、施設を拡張し、繁栄するコロニーを築き上げるのが目標です。

資源管理と基地運営がこのゲームの要で、酸素不足や水の浄化、温度管理などの課題に直面し、プレイヤーは常にバランスを取りながらコロニーを維持する必要があります。

さらに、デュプラントたちには個々のスキルや性格があり、仕事を効率的に割り振り、彼らのストレスや健康を管理することも求められます。

Oxygen Not Includedは、資源管理シミュレーションが好きなプレイヤーにとっては、時間を忘れて楽しめる作品です。

それでは、今回はそんな「Oxygen Not Included」の魅力を皆様にお伝えしていきますので、よろしくお願い致します。

是非最後まで読んでくださると嬉しいです。

未知の惑星で生き延びろ。資源管理の究極サバイバルゲーム「Oxygen Not Included」というsteam版ゲームについて紹介。

Oxygen Not Included

ゲーム概要

開発

  • Klei Entertainment

Klei Entertainmentは、独特なアートスタイルと斬新なゲームデザインで知られており、プレイヤーに深く考えさせるゲーム体験を提供することに定評があります。

Kleiは、インディースタジオとしてスタートし、その後、個性的で高品質なゲームを世に送り出し、多くのプレイヤーに支持されています。

特にDon't Starveはサバイバルゲームの分野で大ヒットを記録し、Kleiの名を広く知らしめました。

Kleiのゲームは、独特なビジュアル、複雑なメカニズム、プレイヤーに考えさせるゲームプレイが特徴です。たとえば、『Don't Starve』では厳しいサバイバル環境がプレイヤーに挑戦を与え、『Mark of the Ninja』ではステルスアクションの洗練されたシステムが高く評価されています。

Oxygen Not Includedも、Kleiのデザイン哲学を反映しており、サバイバルと資源管理の要素が融合した、深みのあるシミュレーションゲームとなっています。

このスタジオは、シンプルでありながらも戦略的なゲームプレイを提供することにこだわり、多くのインディーゲームファンから熱烈な支持を受けています。

リリース

  • 2019年7月30日

プラットフォーム

  • PC(Steam)

ジャンル

  • サバイバルシミュレーション

ゲームの特徴

Oxygen Not Includedは、Klei Entertainmentによって開発されたサバイバルシミュレーションゲームです。

このゲームは、資源管理とコロニー運営の要素を中心に展開し、プレイヤーは地下の小さなコロニーを管理しながら生き延びることが目的です。

プレイヤーは、複数の「デュプ(Duplicants)」と呼ばれるキャラクターを指揮して、地下環境でコロニーを築き上げていきます。

各デュプは異なるスキルや性格を持ち、彼らのニーズを満たしつつ、効率よく作業を割り当てることが求められます。

酸素、水、食料、温度など、さまざまな要素を管理し、コロニーが維持できるようにする必要があります。

このゲームのタイトルにもある通り、酸素の供給はコロニーの存続に不可欠です。

プレイヤーは酸素生成器や換気システムを設置し、地下の複雑な洞窟構造の中で酸素が行き渡るように工夫します。

さらに、地下に存在する様々な資源(汚染水、天然ガス、二酸化炭素など)を効率的に利用し、浄化したり再利用することが重要です。

プレイヤーはコロニーを発展させるために、研究を進めて新しい技術を解放することができます。

研究によって取得できる技術には、より効率的な資源利用や高度な施設の建設方法、食糧生産の自動化などが含まれ、これによってコロニーの持続可能性を大きく向上させることが可能です。

Oxygen Not Includedの特徴的な部分は、非常に緻密な環境シミュレーションです。

気圧、温度、液体の流動、ガスの拡散などがリアルタイムで計算され、環境に与える影響をプレイヤーが直接感じ取ることができます。

例えば、熱を発生させすぎると環境が加熱し、デュプがダメージを受けることもあります。

Klei Entertainment特有のユニークで可愛らしいグラフィックスタイルも、このゲームの魅力です。

デュプたちのコミカルな動きや表情は、シリアスなサバイバルシミュレーションでありながら、プレイヤーに親しみやすさを感じさせてくれます。

各ゲームセッションでは、ランダムに生成される地形や条件が異なるため、何度も新しい挑戦を楽しむことができます。

地形や資源の配置に応じて、異なる戦略や解決策を見つけることが求められるため、プレイするたびに新しい発見があります。

Oxygen Not Includedのストーリーについて

Oxygen Not Includedは、明確なストーリーラインがあるというよりも、プレイヤーがコロニー運営を通じて独自のサバイバル物語を紡いでいくサンドボックス型のゲームです。

ゲームの世界観や設定はプレイヤーに伝えられていますが、シナリオベースのストーリーというよりも、プレイヤーの行動と選択が物語の進行を形作っていくスタイルです。

ゲームの背景と設定

プレイヤーは、未知の惑星の地下深くにある洞窟のような環境に不時着した「デュプ(Duplicants)」と呼ばれるクローン人間たちのコロニーを指揮します。

デュプたちは、この過酷な環境で酸素や食糧、水といった限られた資源を管理し、快適な生活を維持するために努力しなければなりません。

この世界では、酸素の供給が自然に行われているわけではなく、プレイヤーが酸素生成装置を設置したり、空気を管理したりする必要があります。

また、地下には危険な生物や環境リスク(高温や汚染など)も存在しており、プレイヤーはさまざまな課題に対処しながらコロニーを発展させていきます。

サバイバルがメインのテーマ

物語の焦点は、プレイヤーがどのようにしてコロニーを維持し、発展させ、デュプたちの生存を確保するかにあります。

これには、酸素の生成、食糧生産、エネルギー管理、快適な住環境の確保、病気の防止、資源の再利用といった多くの要素が関わります。

各ゲームプレイはプレイヤーの選択によって異なる展開を見せ、コロニーが成長する過程で新たな技術を研究したり、未知の領域を探検したりします。

探索と発展

プレイヤーは徐々にコロニーを拡大し、より深い地下や新しいバイオーム(生態系)を探索していきます。

新しい資源を発見し、危険な環境や難解なパズルに挑むことで、コロニーの技術レベルを高め、より高度な建築物やインフラを整備することが可能です。

ストーリーの要素

Oxygen Not Includedは、プレイヤーが自らのサバイバルストーリーを作り出すことに重点を置いているため、具体的なストーリーは用意されていませんが、未知の惑星での生活という設定がプレイヤーの冒険心をかき立てます。

また、デュプたちのユーモラスな性格や、さまざまな環境との対決によって、プレイヤーの行動次第で異なる物語が展開されるのも大きな魅力です。

酸素と資源の管理について

Oxygen Not Includedの酸素と資源の管理は、ゲームの中心的な要素であり、コロニーを成功に導くための鍵となります。

プレイヤーは、酸素を含むさまざまな資源を効率的に管理し、デュプ(Duplicants)たちが生き延びるために環境を整える必要があります。

酸素管理

酸素は、デュプたちの生存に不可欠な資源であり、プレイヤーは常にコロニー全体に酸素を供給し続けなければなりません。

  • 酸素生成の方法

酸素ディフューザー

最も基本的な酸素生成装置で、藻類(Algae)を消費して酸素を生成します。

初期段階で重要な装置ですが、藻類が限られた資源であるため、早期に他の酸素生成手段を見つける必要があります。

電解装置(Electrolyzer)

水を消費して酸素と水素を分解します。

これにより無尽蔵の酸素供給が可能ですが、水素も発生するため、これを管理するために電力や換気システムを整える必要があります。

  • 酸素の流れと換気

酸素は自然に拡散し、ガスとしてマップ内を移動します。高圧の場所から低圧の場所へと流れていくため、適切な換気システムを設計し、コロニー全体に酸素を行き渡らせることが大切です。

酸素が不足しているエリアではデュプが窒息の危機に陥るため、各部屋や通路に酸素供給を行う仕組みを考える必要があります。

また、酸素以外の有害ガス(例えば二酸化炭素)が発生することもあるため、これを効率的に排出・処理するシステムも重要です。

水管理

水は、酸素生成、農業、デュプの飲料やシャワーなど、コロニーのあらゆる部分で使用される重要な資源です。

しかし、コロニーの近くに水源がなければ、地下水を探しに行く必要があります。

また、水を節約するためにリサイクル技術を使用することも考えられます。

  • 水の浄化

使い終わった汚染水をそのままにしておくと、病気やコロニー全体の汚染を引き起こします。

これを防ぐために、汚染水の浄化装置(Water Sieve)を使って汚染水を再利用可能な状態に戻すことができます。

リソースを効率的に使うためには、浄化技術をしっかりと整備する必要があります。

食料管理

食料はデュプたちが生存するために必要で、十分な供給を維持する必要があります。

ゲームでは、農業や食料合成機を使って食料を生産します。

初期段階では、地表で発見される食料を利用しますが、長期的には農業を発展させ、安定的に食料を供給することが求められます。

  • 腐敗と保存

食料は時間が経つと腐敗するため、冷却や適切な保存場所を設置し、食料をできるだけ長持ちさせることも考慮しなければなりません。

エネルギー管理

コロニーが成長するにつれて、さまざまな機械や装置がエネルギーを消費します。

プレイヤーは、エネルギー源を確保し、効率よくコロニー全体に電力を供給する必要があります。

  • エネルギー生成の方法

手動発電機

初期段階でデュプが直接動かすことでエネルギーを生成しますが、労働力が必要です。

石炭発電機

石炭を消費してエネルギーを供給しますが、石炭も限られた資源であるため、持続可能なエネルギー源に早めに切り替える必要があります。

水素発電機

電解装置で発生する水素を使って電力を生成します。

二酸化炭素などの副産物が発生しないクリーンなエネルギーですが、発電効率を最大限に活かすためには複雑なシステムが必要です。

他の資源と廃棄物管理

金属や鉱物

建築や機械の製作に必要です。

地下を掘り進めることで手に入る資源ですが、枯渇すると新しい供給源を探す必要があります。

二酸化炭素や汚染物質

デュプの活動や機械の運転によって二酸化炭素や汚染ガスが発生します。

これを効率よく除去する装置や、ガスを再利用する技術を研究して活用することが、コロニーの維持に不可欠です。

物理と環境シミュレーションについて

Oxygen Not Includedの物理と環境シミュレーションは、ゲームのリアルさと奥深さを際立たせる要素の一つです。

このシミュレーションシステムは、プレイヤーが管理する地下コロニーの環境が、現実世界の物理法則に基づいて動的に変化し、それがゲームプレイに大きく影響する仕組みになっています。

気体のシミュレーション

Oxygen Not Includedの中心要素である酸素や二酸化炭素などの気体は、ゲーム内の気圧や拡散に基づいてシミュレーションされています。

各種の気体は、プレイヤーが設計したコロニーの構造や通気口、空間配置によってリアルタイムで流れ方が変わります。

  • 気体の特性

酸素

デュプの呼吸に不可欠な気体で、拡散しやすく、軽い気体なので部屋の上部に集まる傾向があります。

二酸化炭素

デュプの呼吸によって発生し、酸素とは逆に重いため、下の方に溜まります。

過剰に蓄積されるとデュプが窒息の危険にさらされます。

天然ガスや水素

電力生産や他のプロセスで利用されるが、有害で爆発性の高いものもあるため、管理が必要です。

プレイヤーは、これらの気体を管理するために、換気システムやフィルターを設置し、不要なガスを除去したり、必要なガスを適切な場所に送る仕組みを作らなければなりません。

気体の自然拡散や圧力を考慮して、部屋を区分けする設計が重要です。

液体のシミュレーション

水や汚染水、原油といった液体も、物理法則に従ってリアルにシミュレーションされています。

液体は地形の勾配に沿って流れ、障害物や重力の影響を受けます。

プレイヤーは、これを利用して液体を貯めたり、汲み上げたり、別の場所に移動させるためのパイプラインを設計します。

  • 液体の特性

コロニーの生命線であり、酸素生成や農業、デュプの健康維持に欠かせません。

水は勾配に従って自然に流れ、一定の量が集まると圧力をかけてさらに流れを作り出します。

汚染水

水とは異なり、扱い方を誤るとコロニー全体に悪影響を与えることがあります。

浄化して再利用することができますが、その処理には時間とリソースが必要です。

液体の圧力

液体が多く溜まると圧力がかかり、壁や構造物に負荷を与える場合もあります。

大量の水や汚染水が急に流れ込むと、コロニーが破壊される危険もあります。

温度のシミュレーション

温度管理は、Oxygen Not Includedのコロニー運営において極めて重要な要素です。

温度は、環境全体に影響を与え、デュプの健康や、機械、食物の生産などにも深刻な影響を及ぼします。

  • 温度管理のポイント

熱伝導

各建物や素材は、熱伝導率を持っており、設置場所によって周囲の温度に影響を与えます。

熱い機械の近くにデュプがいると、ストレスを受けたり体力を消耗します。

冷却装置と加熱装置

温度を制御するために、冷却装置や加熱装置を設置して、特定のエリアの温度を調整することが可能です。

これにより、植物が枯れないようにしたり、デュプが快適に働ける環境を作ります。

極端な温度

高温や低温は、食糧の腐敗や機械の効率に影響を与えます。

例えば、高温環境では食物が早く腐敗し、低温環境では水が凍結して使用できなくなることもあります。

重力と地形のシミュレーション

コロニーが位置する地下環境では、重力が働いており、液体の流れやデュプの移動、落下物などに影響を与えます。

また、地下には様々な地形が存在し、掘削や建築時にその地形をどのように利用するかが鍵となります。

  • 地形の崩壊

無理な掘削を行うと、地形が崩壊し、デュプが下敷きになる危険性もあります。

プレイヤーは、地形の特性を理解し、安全にコロニーを拡大させる必要があります。

病原菌と汚染物質

Oxygen Not Includedには、病原菌や汚染物質のシミュレーションも組み込まれています。

デュプの生活環境が汚染されると、病気にかかり作業効率が低下したり、最悪の場合、デュプが死亡することもあります。

  • 病原菌管理のポイント

清潔な水の確保

汚染された水や環境は病気の原因となるため、清潔な水の供給と汚染物質の除去が重要です。

消毒と病気の予防

病気の拡大を防ぐため、デュプや機械の消毒、クリーンな環境の維持が求められます。

まとめ

今回はsteam版「Oxygen Not Included」の魅力を簡単にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

Oxygen Not Includedは、単なるサバイバルシミュレーションを超えた、深い戦略性と創造性が要求されるゲームです。

酸素や資源の管理、複雑な物理と環境シミュレーションがもたらすリアルな課題は、プレイヤーに常に新たな挑戦を与えてくれます。

未知の惑星の地下で、デュプたちの生存を賭けたサバイバル劇を、あなた自身の手で紡ぎ出してみませんか?

工夫次第で無限に広がる可能性を楽しめるこのゲームは、資源管理やサバイバルに興味があるプレイヤーにとって、間違いなく魅力的な体験になるでしょう。

挑戦しがいのあるシミュレーションゲームを探しているなら、ぜひOxygen Not Includedをプレイしてみてください。

Steam版のストアページはこちらから↓

Oxygen Not Included

それでは、今回はここで終わりにしたいと思います。

最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

では、また次回の更新でもお会い致しましょう。

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