どうも、Soranekoです。
今回ご紹介していくゲームは、Steam版「Raft」です。
広大な海のど真ん中、わずか数平方メートルの小さな木製の筏(いかだ)に立ち、目の前にはどこまでも続く水平線……。
そんな孤独なサバイバルの舞台で、皆さんが唯一の武器は「釣り針」だけ。
Steamで人気を集めるサバイバルアドベンチャーゲーム『Raft』は、シンプルな設定ながらも息をのむ緊張感と、思わず夢中になるアイテム収集、クラフトの要素でプレイヤーたちを魅了しています。
プレイヤーは漂流する資材や漂着物を集め、筏を広げ、さらには武器や道具を作りながら、生き残りをかけた冒険を繰り広げます。
ですが、このゲーム、ただ漂流するだけではありません。
海には凶暴なサメが待ち構え、陸地には貴重な資源が眠っている──それぞれの発見が新たな挑戦を呼び込むのです。
さらに、最大4人までのマルチプレイも可能なので、仲間と一緒に協力してサバイバルに挑むこともできます。
それでは、今回はそんな「Raft」の魅力を皆様にお伝えしていきますので、よろしくお願い致します。
是非最後まで読んでくださると嬉しいです。
Raft
ゲーム概要
開発
- Redbeet Interactive
Redbeet Interactiveは、数人のスウェーデン人ゲームデベロッパーによって設立されました。
彼らはゲームデザインの中で「限られたリソースから最大限の価値を生み出す」ことに特化しており、シンプルな設定でも深みのあるゲームプレイを実現することを目指しています。
『Raft』の開発は元々、Redbeetのメンバーが学業の一環として作り上げたプロトタイプから始まりました。
このプロトタイプが話題を呼び、多くの支持を受けたことから本格的に開発を進めることとなり、スタジオとしての活動も本格化したのです。
2018年に早期アクセス版がSteamでリリースされ、以後、プレイヤーからのフィードバックを反映しつつ段階的にアップデートを重ねていきました。
Redbeet Interactiveは、プレイヤーコミュニティの意見や提案を積極的に取り入れる姿勢でも評判です。
現在もプレイヤーとの対話を大切にし、さまざまな新要素や改良を追加し続けており、ユーザーがより深く楽しめるゲーム体験を目指しています。
リリース
- 2022年6月21日
プラットフォーム
- PC(Steam)
ジャンル
- オープンワールド漂流サバイバル
ゲームの特徴
『Raft』は、サバイバルとクラフトを融合させたオープンワールドサバイバルゲームで、広大な海の上で筏(いかだ)を拠点に生き抜くユニークな体験が魅力です。
プレイヤーは小さな筏の上からスタートし、周囲を漂流する木材、プラスチック、金属、食料などの資源をフックで釣り上げて集めます。
これらの資源がゲーム進行の鍵で、筏の拡張や生存に欠かせないアイテムをクラフトするために必要です。
集める資材が増えるほど、筏も大きく進化していきます。
集めた素材で、筏に家具や調理器具、収納、屋根、航海設備などを追加することが可能です。
筏を広げて自分だけの拠点を作り上げる楽しみがあり、プレイヤーの創意工夫で独自の「海上の家」を構築できます。
ただ漂流しているだけではなく、凶暴なサメが定期的に襲ってきます。
サメは筏を攻撃して資材を破壊しようとするため、武器を作り、サメを撃退する必要があります。
サメとの攻防戦はスリリングで、プレイヤーの緊張感を絶やさない大きな要素です。
プレイヤーは漂流中にランダムで出現する島に上陸することができます。
島には貴重な資源や食料、さらにストーリー要素となる手がかりが眠っていることもあります。
新しい植物や鉱石などを収集して筏生活を充実させたり、海底に眠る素材を手に入れたりと、探検の楽しみが広がっています。
『Raft』はシンプルな漂流サバイバルだけでなく、実はミステリアスなストーリーも展開されます。
なぜこの広大な海で一人生き延びるのか、謎のメッセージや失われた文明の痕跡を発見することで物語の真相に近づいていきます。
このストーリーラインはプレイヤーの冒険心をかき立てる要素です。
『Raft』は最大4人までのマルチプレイが可能です。
友達や家族と協力してサバイバル生活を送ることで、作業の分担や戦略的な役割分担が求められ、より深い協力プレイが楽しめます。
チームで筏を拡張し、冒険に挑むことで、さらにゲームの奥深さが感じられるでしょう。
時間とともに変わるリアルな天候や日夜のサイクルも、サバイバル生活の臨場感を高める要素です。
夜になると視界が悪くなり、嵐が来ると海が荒れるなど、環境の変化がプレイヤーにさまざまな影響を与えます。
Raftのストーリーについて
『Raft』のストーリーは、広大な海上で目覚めるところから始まります。
プレイヤーは小さな筏(いかだ)に乗って漂流し、手に入る限られた資源を使って生き延びなければなりません。
だが、この無限に続くかのような海には、謎めいた物語が隠されているのです。
ストーリーの概要
『Raft』の世界では、地球は広大な海に覆われており、ほとんどの陸地が水没してしまったという設定になっています。
この水没の原因や、なぜプレイヤーが筏で漂流しているのか、ゲームの冒頭では何も明かされません。
しかし、プレイヤーが漂流する中で島々や廃墟となった施設、失われた技術の痕跡を見つけることで、徐々にこの世界の秘密が明らかになっていきます。
ストーリーモードと探索
プレイヤーはただ筏で漂流するだけではなく、特定のポイントにある島や廃墟の施設を探索することでストーリーが進展します。
これらの場所にはかつての文明が残した手がかりや謎のメモ、技術的なアイテムが隠されており、プレイヤーはそれらを集めながら真相を追い求めます。
サバイバルと謎解きの融合
『Raft』では、生き延びることが最優先ですが、各地で手に入る情報を組み合わせることで、世界が水没した理由や、他の生存者の存在、そして文明が崩壊した過程が少しずつ浮かび上がります。
また、プレイヤーが新しい場所を発見するたびに、次の目的地を示す座標が得られるため、ストーリーとサバイバルがうまく絡み合った体験を楽しめます。
知られざる終焉への謎
最終的に、プレイヤーはなぜ世界がこうなってしまったのか、そして筏で生き延びている自分にどんな役割があるのかを知ることになります。
『Raft』のストーリーは決して派手ではありませんが、プレイヤーの探索とサバイバルの中で少しずつ紐解かれていくミステリー要素が魅力です。
この設定により、ただのサバイバルゲームではなく、プレイヤーが物語の断片を集めながら謎を解く楽しみも味わえるゲームとなっています。
漂流しながらのリソース収集について
『Raft』における漂流しながらのリソース収集は、サバイバルとクラフトの核心的な部分であり、プレイヤーが生き延びるための最も重要なアクションです。
この収集プロセスには戦略やスキルが求められ、漂流する資材をいかに効率よく集めるかが、筏(いかだ)の拡張や生存を左右します。
フックを使ったリソース回収
フックは最初に手に入るツールで、プレイヤーはこのフックを投げて漂流する資材を引き寄せることができます。
フックをうまく投げ、浮いている資材を狙い通りに引き寄せるのには少し練習が必要です。
初期の資材としては、木材、プラスチック、葉、樽などが漂流しています。
これらの素材は、筏の拡張や基本的な道具、生活必需品をクラフトするために必須です。
漂流する「樽」からの貴重な資源
海上を漂う「樽」は、他の資材よりも重要なアイテムです。
樽には複数のアイテムが入っていることが多く、時には食料や水の供給に必要な素材も入手できます。
樽から得られるアイテムはランダムで、急ぎの状況を助けてくれることがあるため、見逃さずに拾うことが推奨されます。
リソースを効率よく集めるための筏の改良
ゲームが進むにつれて、プレイヤーはアイテムキャッチャー(Net Collection)と呼ばれる特別な仕掛けをクラフトできます。
これは、筏の周囲に設置することで、自動的に漂流する資材をキャッチする機能を持っています。
これにより、リソース集めが一層効率的になり、他のタスクに時間を割けるようになります。
自動化を進めることで、フックでの収集に頼らず、探索やクラフトに集中できるため、サバイバルの幅が広がります。
リソースの種類とそれぞれの用途
- 木材
筏の拡張や燃料として使用。火をおこして食料を調理したり、水を浄化したりする際にも重要なリソース。
- プラスチック
筏の床部分や簡単な道具のクラフトに使用。簡単な防御壁や、筏を広げるための素材にもなります。
- ヤシの葉
ロープに加工できるほか、燃料や簡易な衣類、装備の素材としても利用されます。
- 金属・釘
筏をさらに強化する建材や、高度なアイテムのクラフトに必要。
金属は島や海底での採掘が主ですが、時には漂流物に含まれることも。
- 食料や水
サバイバルのために不可欠で、樽から得られる場合があります。
食料は釣りや栽培でも得られるため、リソース収集と合わせて食料確保の手段も考える必要があります。
リスクとリワードのバランス
漂流しながらのリソース収集中は、サメがプレイヤーや筏を襲ってくるリスクが常にあります。
特に海に飛び込んで資材を拾う場合は、素早く行動しないとサメのターゲットになることがあります。
このため、海に入るタイミングを見計らうか、武器を用意してサメを撃退する戦略が必要です。
昼夜・天候の影響
『Raft』にはリアルな昼夜サイクルと天候変化があり、視界や波の流れに影響を及ぼします。
夜間や荒天では漂流する資材が見えづらく、資源の収集が難しくなるため、プレイヤーは昼間に効率よく収集を行い、天候が悪い時にはクラフトや筏の改良に時間を使うといった工夫が求められます。
探検可能な島々と宝探しについて
『Raft』では、漂流しながら進んでいると海上にさまざまな島々が出現します。
これらの島には貴重な資源やアイテムが隠されており、サバイバル生活を充実させる重要な要素となっています。
島でのリソース収集
島には、漂流中では手に入らない特別なリソースが豊富にあります。
例えば、果物や野菜の種、特別な木材、花、そして金属鉱石などの素材が入手できます。
これらの資材は筏の拡張や新しい道具のクラフトに欠かせないものです。
島ではヤシやマンゴーの木から食料や種を手に入れることができます。
これらの種は筏に設置できるプランターで育てられ、持続的に食料を確保できるようになります。
水中リソースと宝探し
島の周辺には、海底に隠れた鉱石やサンゴ礁があり、ここで金属や砂、粘土などを採掘できます。
これらは筏をさらに強化するための素材や、耐久力のあるアイテムを作成するために重要です。
特に貴重なのが金属鉱石と銅鉱石で、これらは装備の強化や特殊アイテム(例:バッテリーや電気設備)の製造に役立ちます。
水中では酸素が必要なため、スキューバギアや酸素ボンベなどの装備を整えてから潜ることで、長時間の採掘が可能になります。
また、サメなどの海洋生物がいるため、探索は慎重に行う必要があります。
島に隠された「ブループリント」と新しいアイテム
一部の大きな島では、特定の施設や隠れた場所でブループリント(設計図)を発見することができます。
これらのブループリントを入手すると、より高度なアイテムや設備のクラフトが可能になります。
ブループリントの例としては、アンテナやレーダーなど、遠方にある特別な島の座標を発見できるアイテムがあります。
これにより、次のストーリー進行地点や、新たな島の探索が解放されます。
動物との出会いと動物の捕獲
大きな島では、動物とも出会うことができます。
特に、ヤギやニワトリのような動物は捕獲して筏に連れ帰ることができ、食料や資源を得るためのパートナーとなります。
たとえば、ヤギはミルクを提供してくれたり、ニワトリは卵を産んだりします。
動物を捕獲するためには、特別な道具である「捕獲ネット」が必要です。
これを使用して動物を捕まえ、筏に住まわせることで、持続的な食料供給を得られるようになります。
謎めいた遺跡とストーリーの手がかり
島の中には、ただのリソース以外に、遺跡や施設のような構造物が発見されることもあります。
これらの場所には、文明が滅んだ理由や、世界が水没してしまった原因など、ストーリーの手がかりとなる情報が隠されています。
特に、メモやテキスト、メッセージが残されている場合があり、これを集めることでプレイヤーは物語の背景や謎に迫ることができます。
珍しい生態系と新たな危険
大きな島や特殊な探索エリアには、敵対的な動物も存在するため、探索には注意が必要です。
例えば、イノシシや毒の吹き矢を放つ鳥など、プレイヤーに害を及ぼす野生動物が登場し、油断していると攻撃されることもあります。
敵対的な動物は倒すと素材や特別なアイテムをドロップすることがあるため、倒すリスクに見合うリターンも期待できます。
エンドゲームエリアと特別な島
ゲームが進むにつれて、アンテナやレーダーのような装置を使い、特定の座標を入力して特別な島に向かうことができるようになります。
これらの島には、ゲームのストーリーのカギを握る重要な情報や、高度なリソース、強力な敵が待ち構えています。
特別な島を訪れることで、新たなアイテムを入手したり、物語の核心に迫る新たな展開を目の当たりにすることができます。
まとめ
今回はsteam版「Raft」の魅力を簡単にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
『Raft』は、無限の海にただ一つ浮かぶ筏から始まる、手に汗握るサバイバルとミステリーが詰まった冒険です。
漂流しながら集めるわずかな資源や、出会う島々、そしてサメや新たな脅威との戦いを通じて、プレイヤーは「生き延びるとはどういうことか」をじっくりと感じ取れるでしょう。
仲間と協力して筏を進化させ、新たな島々を探検し、少しずつこの世界の謎を解き明かしていく『Raft』。
その奥深いサバイバル体験は、時間を忘れて夢中になること間違いありません。
さあ、あなたもSteamで『Raft』の大海原へと漕ぎ出し、無限に広がる漂流の旅に挑んでみませんか?
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それでは、今回はここで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
では、また次回の更新でもお会い致しましょう。