どうも、Soranekoです。
今回ご紹介していくゲームは、Steam版「DREDGE」です。
不気味で謎めいた海が広がる世界で、あなたは小さな漁船の船長として航海に挑みます。
「DREDGE」は、一見シンプルな漁業シミュレーションのように見えますが、深海に隠された暗黒の秘密や異形の生物が待ち受ける、サバイバルホラー要素満載のゲームです。
限りない探求心と冒険心を掻き立てる本作は、昼夜のサイクルと共に表情を変える美しくも恐ろしい世界観が特徴。
果たして、あなたはこの海で何を見つけることができるでしょうか?
それでは、今回はそんな「DREDGE」の魅力を皆様にお伝えしていきますので、よろしくお願い致します。
是非最後まで読んでくださると嬉しいです。
DREDGE
ゲーム概要
開発
- ブラックサルト・ゲームズ(Black Salt Games)
ニュージーランドを拠点とするブラックサルト・ゲームズ(Black Salt Games)は少人数で構成されており、インディーゲーム開発に力を注いでいます。
DREDGEは、ブラックサルト・ゲームズにとって最も有名なタイトルで、彼らのクリエイティブな才能とホラーテーマを扱う独特のスタイルが注目を集めています。
ブラックサルト・ゲームズは、ゲーム内に「暗くも美しい世界」を創り出すことを得意とし、ストーリーテリングや雰囲気作りにこだわっています。
DREDGEの開発においては、小規模なチームながらも、緻密なディテールや深みのある物語を重視し、ホラー要素を取り入れた独特な体験を提供しました。
また、ブラックサルト・ゲームズはプレイヤーとの交流を大切にしており、ゲームのフィードバックを積極的に取り入れる姿勢が評価されています。
DREDGEも、コミュニティからの反応を取り入れながら最適化と改善が進められ、発売前からインディーゲームファンの間で注目を集めました。
リリース
- 2023年3月31日
プラットフォーム
- PC(Steam)
ジャンル
- フィッシング・アドベンチャー
ゲームの特徴
DREDGEは、ブラックサルト・ゲームズが開発した独自の魅力を持つフィッシング・アドベンチャーゲームです。
このゲームは2023年3月にPC、Nintendo Switch、PlayStation、Xbox向けにリリースされ、プレイヤーは静かな漁師として、神秘的で不穏な海での漁業と探索に挑みます。
DREDGEは、ホラーとサスペンスが漂うアドベンチャーゲームでありながら、釣りをテーマにしたユニークな体験を提供します。
暗い雰囲気が漂う世界観や、プレイヤーが直面する不思議な生物や奇妙な現象が、緊張感を一層高めます。
グラフィックは手描き風のスタイルで、不穏で独特の美しさが表現され、プレイヤーをその独特な海の世界に引き込みます。
プレイヤーは新米の漁師として小さな町にやって来ますが、この町には謎に包まれた秘密が隠されています。
海には奇妙な生物が潜んでおり、プレイヤーが深海での釣りや探索を進めるほど、様々な「奇妙なアイテム」や「不可解な存在」と遭遇します。
夜になると海はより危険になり、不気味なモンスターが現れることもあるため、時間管理とリスクの判断が鍵となります。
プレイヤーは釣りを通して得られる収入で船を強化し、より遠く、より危険な水域へと進んでいきます。
DREDGEの釣りメカニクスは直感的でありながら、プレイヤーに緊張感を与える工夫がされています。
様々な種類の魚を釣り上げ、収入を得ることで船をアップグレードして新たなエリアに挑戦することが可能です。
船の修理や燃料補給も必要で、効率よく漁業を行うためには、資源管理が重要です。
また、釣りだけでなく、探索要素も豊富で、海底に眠る遺物や謎の存在を発見することがゲームの醍醐味となっています。
ゲーム内のホラー要素は、いわゆる「ジャンプスケア」ではなく、じわじわと迫る緊張感が特徴です。
例えば、夜間には海に怪異が現れ、プレイヤーは船が破壊されないよう警戒しながら航行しなければなりません。
恐怖と好奇心の間で揺れるプレイヤー心理を巧みに刺激するゲームデザインが、DREDGEの魅力の一つです。
ゲームが進行するにつれ、プレイヤーは船を改造していくことで、より強力なエンジンや大きな魚を収容できる設備を手に入れます。
アップグレードにより、探索範囲や安全性が向上し、新たなエリアや危険な場所にも挑戦できるようになります。
DREDGEでは、単に魚を釣るだけでなく、海の底に眠る「謎のアイテム」や「古代の遺物」を発見することで、世界の謎が少しずつ明らかになっていきます。
これにより、物語が深まり、プレイヤーは更なる探究心をかき立てられる仕組みになっています。
DREDGEのストーリーについて
DREDGEのストーリーは、静かな漁師として小さな島の町にやってきた主人公が、海の深層に潜む不気味な謎と遭遇するところから始まります。
プレイヤーは、平穏そうに見える海で日々の漁業を行いながら、次第にこの海が抱える異常な存在や謎に巻き込まれていきます。
物語の舞台
物語の舞台となるのは「The Marrows」という名の島々で、いくつかの小さな町が点在する広大な海域です。
島の住民たちはどこか影があり、話を進めるにつれて彼らの口から断片的に語られる海の謎が、次第にプレイヤーの好奇心と恐怖心を刺激していきます。
ストーリーの展開
プレイヤーは漁師として魚を釣り、得た収入で船をアップグレードしながら新たなエリアを探索していきますが、海にはただの魚ではなく、奇妙で不穏な生物が潜んでいます。
やがて、海底には謎めいた遺物やアイテムが眠っていることが判明し、プレイヤーはそれらを集めることで、この海域に隠された真実に近づいていくことになります。
不穏な夜の海
昼間は平穏に見える海も、夜になると雰囲気が一変します。
暗闇に潜む異形のモンスターや幻覚のような現象が現れ、プレイヤーに危険をもたらします。
このため、夜間の航行は非常にリスキーですが、価値のある魚やアイテムが手に入ることもあるため、プレイヤーは好奇心とリスクの間で葛藤することになります。
謎の解明と選択
プレイヤーはゲームを通して、海底に隠された異物を収集し、各島の住人から話を聞くことでストーリーを進めていきます。
収集した遺物を特定のキャラクターに渡すと、海の謎が解き明かされる手がかりが少しずつ明らかになり、プレイヤー自身がこの地における「真実」に直面することになります。
ゲームプレイと釣りメカニクスについて
DREDGEのゲームプレイは、シンプルながら奥深い釣りメカニクスと探索要素が魅力です。
プレイヤーは「漁師」として魚を釣り、収入を得て船を強化しながら、島々を巡り海の謎を解き明かしていきます。
釣りや探索、そして資源管理が組み合わさり、ユニークな冒険体験を提供します。
釣りメカニクス
DREDGEの釣りメカニクスは、プレイヤーが画面上で「釣りミニゲーム」を行うことで魚を釣り上げる仕組みです。
釣りにはいくつかの種類があり、それぞれ独自のパターンが存在するため、タイミングや操作に工夫が必要です。
- 魚の種類とレアリティ
昼間に釣れる魚と夜間に釣れる魚が異なるほか、深海にいる魚や珍しいレア魚も存在します。
収集した魚を売ることで収入を得られ、その資金で船をアップグレードすることができます。
- 釣り場
釣り場は複数の場所に存在し、釣れる魚の種類が異なるため、プレイヤーは様々な釣り場を探索して新しい魚を見つける楽しさがあります。
時間とリスクの管理
時間はDREDGEにおいて重要な要素です。
ゲーム内の時間は現実と異なり速く進み、釣りや移動中も時間が経過します。
昼間は比較的安全ですが、夜になると海には危険が潜み、暗闇の中で不気味なモンスターや異常現象が発生することがあります。
- 夜のリスク
夜間の航行は非常に危険ですが、希少な魚や貴重なアイテムを見つけられる可能性もあるため、プレイヤーはリスクと報酬を慎重に天秤にかけることが求められます。
船のアップグレード
釣りで得た収入や見つけたアイテムを使って船をアップグレードできます。
船を強化することで、より遠くの島々に安全に移動できるようになり、釣れる魚の種類も増えます。
- エンジン
船の速度を上げ、遠方まで効率よく移動できるようになります。
- ランプ
夜間の視界を確保するための光源で、暗闇を恐れずに移動できる範囲が広がります。
- 網や収納スペース
大きな魚や複数のアイテムを収容できるようにすることで、収集効率が向上します。
探索と収集要素
海底や特定の場所で「遺物」や「奇妙なアイテム」を見つけることも重要な要素です。
これらのアイテムは単なる収集品ではなく、ストーリーや海域の秘密に関連する手がかりになる場合が多いです。
資源と修理の管理
船は移動や探索をする中でダメージを受けることがあります。
特に夜間や不気味な生物に遭遇した場合、船が破損することもあるため、時折修理が必要になります。
また、燃料や装備の管理も重要で、適切な準備をして探索に出ることが生存に直結します。
ホラー要素とサスペンスについて
DREDGEのホラー要素とサスペンスは、じわじわと迫る不安感と謎めいた体験を中心に構成されています。
プレイヤーが夜の海に繰り出すたびに、ただのフィッシングゲームの枠を超えた不気味さが漂い、探索と恐怖の両方が融合した独特の雰囲気を生み出しています。
暗闇に潜む恐怖
昼間は穏やかに見える海も、夜になると異様な雰囲気に包まれます。
暗闇の中では視界が制限され、奇妙な生物や影が出現し、プレイヤーに不安と緊張感を与えます。
この「見えない恐怖」の演出が、プレイヤーの心にじわじわと迫りくるホラー要素を強調します。
- 不気味なモンスター
夜間には海中や周囲に異形のモンスターが現れることがあります。
視界の隅でチラリと動く影や、遠くから聞こえてくる奇妙な音が、プレイヤーの緊張感を高めます。
- 幻覚や異常現象
長時間海に出ていると、プレイヤーは幻覚のような現象に見舞われることがあり、何が現実で何が錯覚かが曖昧になります。
これがゲームに独特のサイコホラー感を加えています。
時間とリスクの管理
夜の海には危険が潜んでおり、暗闇で遭遇する生物や現象によって船が破損するリスクがあります。
プレイヤーは「早く帰港したい」という気持ちと「希少な魚やアイテムを見つけたい」という欲望との間で葛藤することになり、サスペンスが生まれます。
- 時間帯による緊張感
夜になると急激に難易度が上がり、航行が一層危険になります。
しかし、貴重なアイテムや珍しい魚は夜間にしか見つからないこともあり、プレイヤーは常にリスクを取るか安全を選ぶかの決断を迫られます。
謎めいた遺物とストーリー
DREDGEの海には、ただの魚だけでなく「奇妙な遺物」や「謎のアイテム」が隠されています。
これらを見つけることで、物語の背景や島の秘密が少しずつ明らかになっていきます。
プレイヤーがストーリーを進めるごとに、海の恐怖の正体が分かるようになり、同時にさらに不安と好奇心が掻き立てられる設計になっています。
- 不気味な住人との会話
各地の島に住む人々と話すことで、彼らが知る不気味な出来事や海の伝承が語られ、物語の断片が少しずつつながっていきます。
これが謎解きとホラーの両面を兼ね備えた要素として、プレイヤーの興味を惹きます。
視覚と音響の演出
DREDGEは、ホラー演出を派手なジャンプスケアではなく、視覚や音響でじわじわと不安感を醸し出す方法を採用しています。
- 不気味な音響
夜間に聞こえてくる正体不明の音や、遠くから響く低いうなり声が、プレイヤーの不安をかき立てます。
- ビジュアルエフェクト
夜になると画面が暗くぼやけたり、奇妙な色の光が現れたりといった視覚効果が、異様な世界に足を踏み入れたかのような錯覚を起こさせます。
心理的な恐怖と謎解き
DREDGEのホラーは、心理的な恐怖が中心です。
プレイヤーが「この海には何かがおかしい」と感じるような演出や、徐々に明らかになる物語の謎が、ゲーム全体にサスペンスフルな緊張感をもたらしています。
まとめ
今回はsteam版「DREDGE」の魅力を簡単にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
DREDGEは、ただの釣りゲームとは一線を画した、深海に潜む謎とホラーを味わえるユニークな体験です。
不気味で美しい海の世界で、プレイヤーは未知への好奇心と恐怖に引き寄せられ、ついもう少しだけ釣りを続けてしまうでしょう。
ブラックサルト・ゲームズの見事なストーリーテリングとサスペンスフルな演出が詰まったこの作品は、ホラーやアドベンチャー好きはもちろん、いつもと少し違うフィッシングゲームを求めている方にもぴったりです。
さあ、あなたもDREDGEの海に漕ぎ出して、深海に隠された真実をその目で確かめてみてください。
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それでは、今回はここで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
では、また次回の更新でもお会い致しましょう。