どうも、Soranekoです。
今回ご紹介していくゲームは、Steam版「Risk of Rain 2」です。
「Risk of Rain 2」は、ローグライクの要素と高いリプレイ性を兼ね備えたアクションシューティングゲームで、2019年にリリースされて以来、多くのプレイヤーから支持を集めてきました。
このゲームは、ランダムに生成されるエイリアンの惑星でサバイバルを目指すスリリングな内容で、プレイヤーは進むごとに強力なアイテムや能力を手に入れていきます。
しかし、それに伴って敵もどんどん強くなるため、常に緊張感を持ってプレイできるのが魅力です。
それでは、今回はそんな「Risk of Rain 2」の魅力を皆様にお伝えしていきますので、よろしくお願い致します。
是非最後まで読んでくださると嬉しいです。
目次
Risk of Rain 2
ゲーム概要
開発
- Hopoo Games
Hopoo Gamesは、アメリカのワシントン州シアトルに拠点を置く小規模なスタジオで、元々は大学の同級生だったPaul MorseとDuncan Drummondによって2012年に設立されました。
少人数のチームながら、独創的なアイディアとデザイン力でインディーゲーム界隈において高く評価されています。
Hopoo Gamesは小規模なインディーゲームスタジオで、数人のチームメンバーが手がけているため、メンバー一人一人が幅広い役割を担っています。
このような環境では、開発者全員がアイデアを持ち寄りながら、独自性と自由度の高いゲームデザインが可能になっています。
Risk of Rain 2は、2019年の早期アクセス版リリースからプレイヤーのフィードバックを非常に重視した開発スタイルを取っていました。
早期アクセス期間中に寄せられた意見や要望をもとに、ゲームバランスやコンテンツの追加・改善が行われ、より完成度の高いゲーム体験を提供することができました。
この姿勢は、ファンからの信頼を高める結果にもつながりました。
Hopoo Gamesは、前作Risk of Rainから一貫して、独特のローグライク要素と協力プレイの楽しさを追求しています。
Risk of Rain 2では2Dのプレイ画面を大胆に3Dへと移行させましたが、前作の持ち味である緊張感やリプレイ性をしっかりと残し、新しい視点でのゲーム体験を提供しています。
リリース
- 2020年8月11日
プラットフォーム
- PC(Steam)
ジャンル
- 3Dローグライク・シューティング
ゲームの特徴
Risk of Rain 2は、アメリカのインディーゲーム開発スタジオ「Hopoo Games」が手掛けた3Dローグライク・シューティングゲームで、プレイヤーは異星に取り残されたキャラクターとして、生き延びながら敵と戦い、さらなる困難なエリアを目指していくのが特徴です。
もともと2Dで人気を博した前作『Risk of Rain』の続編として、3D視点へと大きく進化し、全く新しいプレイ体験を提供しています。
Risk of Rain 2は、前作の2Dのプラットフォーム形式から大胆に進化し、3Dの広大なフィールドでのアクションが楽しめます。
ローグライクの要素として、プレイするたびにマップの構造やアイテム配置がランダムに変化するため、毎回異なる攻略が求められ、リプレイ性が非常に高いです。
ゲームには「コマンドー」や「ハントレス」など、ユニークなスキルセットを持つ複数のキャラクターが登場します。
キャラクターごとに特定の能力が設定されており、遠距離攻撃が得意なキャラクターから、近距離での圧倒的な火力を発揮するキャラクターまで、プレイスタイルに合わせて選択できます。
プレイヤーは戦闘中に敵からドロップするアイテムを集め、キャラクターをどんどん強化できます。
アイテムは累積効果があるため、同じアイテムを複数回取得すると効果が増幅され、さらに強力なキャラクターが生まれることも。
例えば、攻撃速度が上がるアイテムを複数取得すれば、恐ろしい連射力を持つキャラクターに育てることができます。
ゲームが進むにつれ、敵の数や強さが徐々に増加し、難易度が次第に上昇していく「スケーリングシステム」が採用されています。
初めは簡単に倒せる敵でも、時間が経つごとに凶悪化し、プレイヤーの戦略と反応速度が試されます。
この持続的な難易度上昇が、スリリングな体験を提供してくれます。
最大4人までの協力プレイに対応しているため、友達と一緒にチャレンジすることも可能です。
チームワークを駆使して互いの弱点をカバーし、強大な敵やボスを倒していく楽しさは格別です。
Risk of Rain 2のストーリーについて
Risk of Rain 2のストーリーは、プレイヤーが謎の惑星「ペトリコールV(Petrichor V)」に不時着し、過酷な環境で生き延びながら脱出を目指すという設定で展開されます。
ゲームは、深く重厚なストーリーを前面に押し出すというよりも、プレイヤーが冒険しながら環境や敵、アイテムの背景を少しずつ知ることで、謎が解き明かされていくような形です。
ストーリーの概要
主人公たちは、宇宙航行会社「U.E.S.サバイバー」の乗組員であり、惑星調査中にトラブルで未知の惑星に不時着してしまいます。
この惑星は奇妙で凶暴なクリーチャーたちに溢れており、どの生物も侵略者であるプレイヤーを排除しようと襲いかかってきます。
プレイヤーの目的は、これらの危険な敵と戦いながらアイテムを収集し、自身を強化しつつ、ポータルを探して次のステージへと進み、最終的には惑星からの脱出を果たすことです。
物語の断片と隠された謎
Risk of Rain 2のストーリーの魅力は、シンプルな脱出劇の背後に隠された深い謎と宇宙のロア(伝承)にあります。
ステージ上に登場するアイテムやエネミーにはそれぞれ背景が設定されており、収集したアイテムの説明文や、敵のドロップする情報を通じて、惑星ペトリコールVや登場するクリーチャーの起源、そしてプレイヤーが所属する「U.E.S.」の詳細が徐々に解き明かされていきます。
主要キャラクターと種族
- プレイヤーキャラクター(サバイバー)
それぞれに異なるバックストーリーや能力を持つ「サバイバー」と呼ばれるキャラクターたちは、選択するキャラクターごとに異なるアビリティとプレイスタイルが用意されています。
彼らもまた、それぞれがペトリコールVに何らかの因縁を抱えているかのような示唆がされていますが、すべてが明かされるわけではなく、プレイヤーの想像に委ねられています。
- 原生生物とボス
惑星に存在する様々な生物やボスは、プレイヤーにとって致命的な脅威であると同時に、惑星そのものが持つ神秘と狂気を象徴しています。
特にボスキャラクターは、その強大な力だけでなく、背景に独自のストーリーや目的が隠されており、プレイヤーとの対決が一層ドラマティックなものとなっています。
ストーリーを楽しむ方法
ゲーム自体には明確なストーリー展開が用意されているわけではありませんが、プレイヤーがアイテムやエネミーの情報を集めることで、惑星やキャラクターに隠された背景を深掘りできる仕組みが魅力です。
アイテムの説明文を読み解くことで、惑星の歴史や宇宙に散らばる不穏な出来事が仄めかされ、プレイヤーに「なぜここにたどり着いたのか」「何が目的なのか」を考察させるような構成になっています。
装備アイテムの組み合わせで戦略を変化について
Risk of Rain 2における装備アイテムの組み合わせは、ゲームの戦略を大きく左右する要素で、プレイするたびに異なる体験を提供してくれます。
各アイテムには攻撃力、耐久力、スピード、サポートなどの特性があり、組み合わせによってキャラクターの戦い方が劇的に変わります。
アイテムの基本と累積効果
Risk of Rain 2のアイテムは、基本的に敵を倒したり、ステージ内のチェストを開けることで入手できます。
アイテムの効果は累積(スタック)するため、同じアイテムを複数個手に入れると、その効果が加算・強化されていきます。
例えば、攻撃速度が上がるアイテムを複数集めると、凄まじい速さで攻撃できるようになり、強力な連射攻撃が可能になるといった具合です。
アイテムの種類と戦略的な組み合わせ
Risk of Rain 2には100種類を超えるアイテムが存在し、以下のようにレアリティや効果の異なるアイテムを組み合わせることで、キャラクターに様々な戦略をもたらします。
- 攻撃力を上げるアイテム
例: レーザースコープ、トライテップダガー
攻撃力やクリティカルヒットの確率を上げるアイテムを揃えることで、瞬間火力が非常に高いビルドを作ることが可能です。
特に、ボスやエリート敵を素早く倒す戦法をとりたい場合、これらのアイテムを積極的にスタックすると効果的です。
- 防御力を上げるアイテム
例: ベアードプレート、パーソナルシールドジェネレーター
被ダメージを軽減したり、シールドを付与するアイテムを組み合わせることで、耐久力を高めたタンクビルドが可能です。
敵が多く集まるエリアや、連続して敵に囲まれる場面での生存率が上がります。
- スピードと機動力を強化するアイテム
例: ホーパーフェザー、エネルギードリンク
移動速度を高めたり、ジャンプ回数を増やすことで機動力が増し、素早く敵の攻撃をかわしながら立ち回るスタイルが可能になります。
特に、高難易度のステージでは敵の攻撃を回避することが重要なため、これらのアイテムが役立ちます。
- 回復・サポート系のアイテム
例: バスチュラーキューブ、ブラッドサイフォン
HPやシールドを回復するアイテムを揃えることで、敵と長時間戦うことができるサステナビリティビルドが構築できます。
特に、ステージが進むにつれて敵が強くなるため、回復アイテムを持っていると長期戦に強くなります。
- 特殊効果を発動させるアイテム
例: ATGミサイル発射機、フロストレリック
攻撃時に確率で追加のミサイルや爆発を発生させるようなアイテムは、特に複数の敵を一気に倒す際に強力です。
これにより、敵の群れに対応するための範囲攻撃力が強化され、より効率よく戦うことができます。
組み合わせによるビルド例
- クリティカル・アタッカービルド
アイテム例: レーザースコープ、プライオンアクセレレーター
クリティカル率を増やすアイテムを中心に集め、単発の攻撃力を高めたビルド。
強力なボス相手に対して大ダメージを狙いたいプレイヤーに最適です。
- タンクビルド
アイテム例: ベアードプレート、パーソナルシールドジェネレーター
防御系アイテムを積み、受けるダメージを極限まで減らすことで、敵の攻撃を受け止めつつ戦うビルド。
安定した生存力があり、どんな状況にも対応しやすくなります。
- 高速移動ビルド
アイテム例: エネルギードリンク、ホーパーフェザー
移動速度と回避能力を極限まで高め、敵の攻撃をかわしながら戦う戦法。
高難易度で敵の攻撃をかわしながら立ち回りたい場合に有効です。
- 遠距離範囲攻撃ビルド
アイテム例: ATGミサイル発射機、フロストレリック
広範囲に攻撃を発生させるアイテムを複数揃え、一度に大量の敵を片付けることができます。
特に雑魚敵が多いステージでの殲滅力が増し、効率的に戦えます。
戦略の変化を楽しむリプレイ性
プレイのたびに得られるアイテムがランダムで異なるため、プレイヤーは毎回異なる戦略を考えながらプレイすることが求められます。
このアイテムシステムが、プレイするたびに新たな体験と発見をもたらし、Risk of Rain 2のリプレイ性を高めています。
終わりなき敵のスケーリングとエスカレートする難易度について
Risk of Rain 2のユニークな特徴のひとつが、「終わりなき敵のスケーリングとエスカレートする難易度」です。
これは、プレイが進むにつれてゲーム内の難易度が上昇し、敵がますます強力になっていくというシステムです。
プレイ開始からの時間とともに難易度がエスカレートしていくため、プレイヤーは絶えず増大する危険と緊張感を味わうことになります。
スケーリングシステムの仕組み
Risk of Rain 2では、プレイヤーがステージを進んでいくたびに、または一定時間が経過するごとに「難易度ゲージ」が徐々に上昇していきます。
ゲームの画面右上には難易度バーが表示されており、「Very Easy」「Easy」「Medium」「Hard」「Insane」「Impossible」などの段階を示しています。
このゲージは時間の経過とともに進んでいき、どれだけ早く敵を倒しても時間の経過は止められないため、プレイヤーには「早く進むか、アイテム収集のために時間をかけるか」という戦略的な判断が求められます。
難易度が上がるとどうなる?
- 敵の数が増加
敵がより頻繁に、そして大量に出現するようになります。
時間が経つごとに敵の数が増えるため、次第に画面が敵で埋め尽くされ、戦闘が激化します。
- 敵の強化
出現する敵の体力と攻撃力もスケーリングによって強化され、単純な雑魚キャラでも非常に手強くなります。
後半では、序盤には簡単に倒せた敵が、戦略と強力な装備なしでは立ち向かえない強敵になります。
- エリート敵の出現頻度が上昇
難易度が上がるにつれ、特殊な能力を持つ「エリート敵」が増加します。
エリート敵は通常の敵よりも強力で、炎上や氷結などの追加効果を持つため、より慎重な立ち回りが必要です。
- ボスの強化
各ステージの最後に登場するボスも、難易度の上昇に合わせて体力や攻撃力が強化されます。
時間が経つにつれてボスが手ごわくなり、戦闘がさらに過酷になります。
プレイスタイルへの影響
このスケーリングシステムによって、プレイヤーは迅速に行動しなければならない一方で、装備アイテムを集めてキャラクターを強化する必要もあります。
そのため、効率的に装備を集めながら迅速に進むバランスを見つけることが重要です。
このジレンマが、毎回のプレイに緊張感を与えてくれます。
例えば、アイテム収集のために長く探索すると、次のステージが極端に厳しくなってしまう可能性があります。
一方で、早く次のステージに進めば難易度の上昇をある程度抑えられますが、アイテム不足で生存が困難になるかもしれません。
このように、進行速度とリスクをどうバランスさせるかが、ゲームの戦略性を高めています。
エスカレートする難易度がもたらすゲーム体験
スケーリングシステムは、最初は小さな雑魚敵との軽い戦闘から始まり、ゲームが進むごとに次第に極限の緊張感へと変化していくのが魅力です。
時間とともに次々と押し寄せる強大な敵を相手にすることで、プレイヤーは「サバイバルのスリル」と「限界への挑戦」を感じることができます。
また、この終わりなき難易度上昇はプレイのリプレイ性も高めています。
難易度が上がるタイミングやアイテムの運次第で毎回異なる展開を楽しめるため、「次はどう立ち回るか」といった新たな戦略を試すことが可能です。
難易度上昇の先に待つチャレンジ
Risk of Rain 2の難易度は理論上無限に上がり続けるため、真の「最終目標」というものは存在しません。
プレイヤーはどこまで高い難易度に挑戦できるかを追求することができ、熟練プレイヤーにとっては、究極の「限界」に挑む楽しさが待っています。
まとめ
今回はsteam版「Risk of Rain 2」の魅力を簡単にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
Risk of Rain 2は、シンプルな生存戦略の中に、奥深いリプレイ性と緊張感が詰まったゲームです。
プレイするたびに変わるアイテムの組み合わせや終わりなき難易度の上昇が、毎回新鮮な体験をもたらしてくれます。
この独特なスケーリングシステムによって、初心者も上級者もそれぞれの限界に挑み続けることができる点が、このゲームの最大の魅力です。
孤独な惑星での過酷なサバイバルと、どこまで続くかわからない挑戦を求める方には、ぜひRisk of Rain 2をおすすめします。
仲間とともに究極のサバイバルに挑むスリルを味わってみてください。
果たして、あなたはこの無限の試練にどこまで耐えられるでしょうか?
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それでは、今回はここで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
では、また次回の更新でもお会い致しましょう。