どうも、Soranekoです。
今回ご紹介していくゲームは、Steam版「Stray」です。
「Stray」は、ネコ好きのゲーマーにとってまさに夢のような体験を提供するゲームです。
このゲームでは、プレイヤーは小さなネコとなって、ディストピア風のサイバーパンクな街を冒険します。
汚れた裏路地や謎めいたロボットたちが暮らす都市で、行方不明になった仲間を探すためにさまざまなパズルを解き、秘密を解き明かしていきます。
このユニークな設定と美しいビジュアルがプレイヤーを魅了し、世界中で話題を呼んでいる「Stray」。
ネコの視点で見た街並みや自由な探索が、他のゲームにはない没入感を与えてくれます。
それでは、今回はそんな「Stray」の魅力を皆様にお伝えしていきますので、よろしくお願い致します。
是非最後まで読んでくださると嬉しいです。
Stray
ゲーム概要
開発
- BlueTwelve Studio
BlueTwelve Studioは、リヨンに拠点を置き、元Ubisoftのメンバーを含む少人数のクリエイターによって構成されています。
StrayはBlueTwelve Studioにとってデビュー作であり、初リリースから多くのゲーマーや批評家から注目を集めました。
BlueTwelve Studioは、「想像力を最大限に生かした独自のゲーム体験」を目指しており、特にクリエイティブで革新的なゲームデザインに重きを置いています。
Strayの開発には、独自の視点と詳細な世界観の構築が求められました。
特に「猫のしぐさや動作のリアリティ」にこだわり、スタジオ内では猫を実際に飼育しながら、その行動を細かく観察してゲーム内の動作に取り入れたそうです。
Strayのコンセプトは、当初から「猫が主人公のゲーム」というユニークな発想が基盤となっていました。
BlueTwelve Studioのメンバーは、猫が持つ自然な動きや性格に魅了されており、彼らが理想とするリアルな猫の姿をゲームで再現するため、非常に多くの試行錯誤を重ねたといいます。
また、スタジオの設立当初からサイバーパンクな都市を舞台にしたアイデアが温められており、猫とディストピアの組み合わせが非常に新鮮であることから、Strayのプロジェクトが進行しました。
リリース
- 2022年7月19日
プラットフォーム
- PC(Steam)
ジャンル
- アクション・アドベンチャー
ゲームの特徴
Stray(ストレイ)は、プレイヤーが猫の視点でサイバーパンク風の都市を冒険するという独特なコンセプトで話題を集めたアクション・アドベンチャーゲームです。
2022年にフランスのインディー開発スタジオ、BlueTwelve Studioによって開発され、Annapurna Interactiveがパブリッシャーを担当しました。
主人公は猫そのもので、四足歩行やジャンプ、狭い場所に潜り込むなど、猫らしい動きを駆使してゲームを進めていきます。
また、鳴いたり物をひっかいたりといったアクションも再現されており、猫のしぐさや仕草を細かく表現しています。
このリアルな猫体験が、プレイヤーを引き込む大きな要因となっています。
舞台は人間がいなくなった後の荒廃した都市で、ロボットたちが街を徘徊しています。
このディストピア的な雰囲気は、ネオンが灯る暗い路地やゴミが積み重なる街並み、独特なロボットキャラクターたちが描く未来観と相まって、プレイヤーにサイバーパンクな世界観を体験させます。
ゲームにはさまざまなパズルが組み込まれており、プレイヤーは猫として環境を利用して解決していくことが求められます。
例えば、高い場所に登ってルートを見つけたり、障害物を動かしたりといった工夫が必要です。
プレイヤーは単に移動するだけでなく、物理的なオブジェクトを利用して先に進む方法を模索するため、探索の醍醐味も味わえます。
猫の旅には「B-12」という小型ドローンが同行し、謎解きやロボットとの会話のサポートをしてくれます。
B-12は猫ができないコミュニケーションやデータ収集などの役割を担い、物語やゲームプレイをより奥深いものにしています。
物語の核心には「人類の消失」の謎が隠されており、プレイヤーは猫とB-12を通じてその真相を徐々に解き明かしていきます。
ロボットたちが築いた新しい社会や人間の痕跡をたどりながら、かつての文明が残した影響を感じるストーリーが魅力です。
Strayは、ただの「猫のゲーム」ではなく、サイバーパンクの暗い世界観や、冒険と探索の要素、奥深いストーリーを組み合わせたアート作品のようなゲームです。
猫好きだけでなく、サイバーパンクファンやアクション・アドベンチャーのファンにもおすすめで、ユニークな視点と魅力的なビジュアルがプレイヤーを没入させます。
Strayのストーリーについて
Stray(ストレイ)のストーリーは、猫が主人公のディストピアな未来都市での冒険がテーマです。
物語は、プレイヤーが操作する一匹の猫が、サイバーパンク風の謎めいた都市に迷い込むところから始まります。
この都市は、かつて人間が存在していたものの、今ではロボットたちが生活する不思議な場所になっています。
プレイヤーは猫としてこの都市を探索しながら、そこに隠された真実を少しずつ解き明かしていくことになります。
物語の概要
主人公の猫は、もともと自然豊かな場所で仲間たちと暮らしていましたが、偶然のアクシデントで暗い地下都市へと落下してしまいます。
この都市は、かつて人間が住んでいた形跡が残っているものの、今は人間がいなくなり、ロボットや奇妙なクリーチャーが徘徊するディストピアと化しています。
猫は、そこで出会ったロボットや住人たちと交流しながら、地上への脱出を目指すことになります。
B-12という仲間との出会い
物語の中盤で、猫は「B-12」という小さなドローンと出会います。
B-12はかつての記憶を失っており、猫と一緒にその記憶を取り戻す旅に出ることになります。
B-12は猫の冒険に欠かせないパートナーであり、ロボットたちとのコミュニケーションや謎解きのサポート、データの記録などを担います。
このユニークなパートナーシップが、物語に深みを与える重要な要素となっています。
人類消失の謎
ストーリーの大きな軸となっているのは、「なぜこの都市に人間がいなくなってしまったのか?」という謎です。
猫とB-12は、都市の深部やロボットたちが築いた社会を探索しながら、人間が消えてしまった理由や、かつての文明が残した影響について少しずつ明らかにしていきます。
また、この都市には「Zurks(ザークス)」という危険な生物も存在し、猫にとって脅威となる要素が多く、サバイバル要素もあります。
ロボットたちの社会と友情
この都市にはさまざまな個性豊かなロボットたちが生活しています。
彼らは、自分たちが作られた目的から離れ、人間のように独自の生活スタイルや感情を持つようになっています。
猫はそのロボットたちと触れ合い、彼らの抱える問題や感情に寄り添いながら、物語を進めていきます。
この交流を通じて、「アイデンティティ」や「自由」についてのテーマが浮かび上がり、猫がロボットたちの生活に与える影響も描かれていきます。
猫視点のリアルな冒険について
Stray(ストレイ)の「猫視点のリアルな冒険」は、ゲームの最大の魅力であり、プレイヤーが実際に猫になりきったような感覚を味わえる設計がされています。
開発チームは猫の動きや仕草を細かく観察し、リアルさを徹底的に追求しました。
その結果、四足歩行のリアルな動作や細かいしぐさがゲーム内にしっかりと反映されています。
リアルな猫のしぐさ
Strayでは、猫特有のさまざまなしぐさを再現できるようになっています。
- 鳴く
プレイヤーは好きなタイミングで鳴くことができ、都市内にいるロボットたちの反応を楽しめます。
- ひっかく
壁やソファ、カーペットなどを爪でひっかくことができ、猫らしいいたずら心を発揮できます。
- 狭い場所をくぐり抜ける
猫ならではの柔軟な体を活かして、狭い通路やパイプの中に潜り込んだり、高い場所にジャンプしたりすることが可能です。
こうしたしぐさがシステムとして組み込まれていることで、単なる移動手段ではなく、猫としての「生き生きとしたリアリティ」が冒険に彩りを加えています。
縦横無尽な移動アクション
猫としてプレイヤーは人間には行けないような高い場所や狭い場所を自由に行き来できます。
サイバーパンク風の都市には階段や手すり、配管など、様々な高さのオブジェクトがあり、プレイヤーは猫の機動力を活かして、通常のキャラクターではアクセスできないルートを見つけることができます。
また、建物の外壁や屋根を伝って自由に移動できるので、都市の風景を猫視点でダイナミックに楽しむことができます。
危険をくぐり抜けるサバイバル要素
Strayの都市には「Zurks(ザークス)」という敵クリーチャーが存在し、猫にとっては脅威です。
Zurksは猫を襲ってくるため、プレイヤーは敵に見つからないように物陰に隠れたり、機敏な動きで逃げたりする必要があります。
猫の素早さや隠密性を駆使して、これらの脅威を切り抜けるスリリングな体験もリアルな冒険の一部です。
環境とのインタラクション
Strayでは、環境とのインタラクションも豊富です。
物を落としたり、転がしたり、押したりといった猫ならではの行動が可能で、これらがパズルの解決方法に直結する場面も多々あります。
たとえば、障害物を押して新たなルートを作ったり、遠くのアイテムを猫パンチで操作してパズルを解いたりと、猫の視点を活かしたユニークなアプローチで謎を解くことが求められます。
プレイヤーの没入感を高める演出
Strayの視点は猫の目線に合わせて低く設定されており、プレイヤーは普段よりも「小さな視点」で都市を見上げる感覚を味わえます。
また、ロボットや構造物が巨大に見えることで、猫が小さな存在であることを実感し、プレイヤーはこの世界に「生きている」感じを得ることができます。
加えて、音やビジュアルも繊細に作り込まれており、足音や爪の音、毛づくろいの音など、細部までリアルに再現されています。
パートナー・ドローン「B-12」について
Stray(ストレイ)で猫と一緒に冒険するパートナー・ドローン「B-12」は、物語とゲームプレイの両面で重要な役割を果たすキャラクターです。
B-12は、猫が迷い込んだサイバーパンクな都市で出会う小型ドローンで、失われた記憶を持つミステリアスな存在です。
B-12との出会いが、猫の冒険をさらに深く、魅力的なものにしていきます。
B-12の役割と能力
B-12は猫と違ってさまざまな機能を備えており、猫ではできないことをサポートしてくれます。
- ロボットや環境とのコミュニケーション
この都市にはロボットが多く生活しているため、言葉を交わせない猫に代わり、B-12が通訳としての役割を果たします。
B-12はロボットの言葉を翻訳したり、プレイヤーに伝えたりして、物語を進める上で欠かせない存在です。
- インベントリ機能
B-12は猫が見つけたアイテムを持ち運んでくれる便利なパートナーです。
ゲーム中にはアイテムを収集し、それを使って謎を解くシーンも多くあるため、B-12のインベントリ機能が大いに役立ちます。
- ライト機能
B-12には暗い場所を照らすライトが備わっており、暗闇の中で猫の視界を確保することができます。
サイバーパンクな都市は薄暗く、不気味なエリアも多いため、ライト機能は探索において欠かせないサポートです。
- Zurks(ザークス)からの防御
ゲームの後半では、Zurks(ザークス)と呼ばれる危険な生物と遭遇するシーンが増えますが、B-12はこれらの敵を撃退する機能も備えています。
この防御能力により、猫が生存するための大きな助けとなりますが、長時間は使えないため、戦略的に使用する必要があります。
失われた記憶と物語の謎
B-12は、猫と一緒にいるうちに徐々に自身の記憶を取り戻していきます。
この記憶の回復は物語の進行に合わせて起こり、B-12の過去や、この都市の成り立ち、人間がいなくなった理由など、ゲーム全体の核心に迫る重要な情報が明らかにされていきます。
プレイヤーはB-12の記憶を通じて、都市とその歴史、人類に関する謎を少しずつ知ることができ、冒険が進むにつれて物語がより深みを増していきます。
猫とB-12の友情
B-12はただのサポート役ではなく、物語を通して猫との絆を深めていく大切な存在です。
猫とB-12の間には言葉のやりとりができませんが、困難を共に乗り越えることで、次第に互いに信頼関係が生まれ、二人(?)の友情が描かれていきます。
B-12にとっても、猫との旅は自分のアイデンティティを取り戻す旅であり、プレイヤーにとっても感情移入できるドラマティックな要素となっています。
B-12が与えるゲームの奥深さ
B-12の存在があることで、Strayの物語は単なる「猫の冒険」以上のものになっています。
彼の過去や都市に隠された秘密を追うことで、プレイヤーはこの不思議な世界の背景に潜む人類の歴史や消失の理由を深く知ることができ、ゲーム全体に壮大なテーマが追加されます。
まとめ
今回はsteam版「Stray」の魅力を簡単にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
Strayは、猫とドローン「B-12」のユニークな視点を通して、サイバーパンクの世界で繰り広げられる特別な冒険を体験できるゲームです。
リアルな猫のしぐさと機敏なアクション、B-12との深まる友情が、ただの探索ゲームを超えた心に響く物語を紡ぎ出します。
プレイヤーは都市の謎を解き明かしながら、自分自身もこの不思議な世界に引き込まれていくことでしょう。
猫好きの方、サイバーパンクのファン、そして心温まる物語が好きな方にぜひプレイしていただきたい一作です。
猫の視点で都市を探索し、B-12と共に冒険するこの特別な体験を、あなたもぜひ楽しんでみてください。
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それでは、今回はここで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
では、また次回の更新でもお会い致しましょう。